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【No Border Football Festival 開催報告】

11月23日、レプロ東京主催のイベント「No Border Football Festival」を開催いたしました。

悪天候で開催が危ぶまれましたが、ご参加いただきました各チーム様の温かいご協力、雰囲気づくりのお陰で大きな怪我人が出る事もなく、和やかな雰囲気の中、イベントを無事終える事が出来ました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

以下、簡潔ではありますが報告内容になります。

【開催の狙い】

・障害やサッカー経験などに関係なく、全ての人がサッカーを通して繋がる機会を作る。

・スポーツの秋に体を動かして目一杯楽しんでいただく。

・デフサッカーを知っていただく。

 

【イベント内容】

・ワンデーカップサッカー部門(午前の部・午後の部)

・ワンデーカップフットサル部門

・デフサッカー疑似体験(中学生10名プラスαを対象に実施)

※ウォーキングサッカーは悪天候の為、中止。

 

【ワンデーカップ結果】

・サッカー部門

・フットサル部門

〔試合風景〕

〔賞品授与〕

〔レプロ東京代表挨拶〕

〔ワンデーカップ午前の部参加者の皆様※サッカー、フットサル両方含む〕

〔ワンデーカップフットサル部門参加者の皆様〕

〔ワンデーカップ午後の部サッカー部門参加者の皆様〕

・アンケート集計結果

【デフサッカー疑似体験】

・ねらい

デフ体験を通してコミュニケーションの難しさ、アイコンタクト、ジェスチャー等の大切さを学ぶ。体験中は耳栓を着用し声出し禁止で行う。

・プログラム

・当日の様子や雰囲気

 当日は雨で寒い状態の中で急遽前半は室内で行えるようプログラムを一部変更した。子供達も最初のディスカッションから熱心に意見を出し合っており積極的な行動が見られた。実技中も雨にも負けず元気にボールを追いかける様子がみられた。

・参加者の感想(原文転載)
 デフ体験を通して耳が聞こえない人の心理状況を理解できた。
 音声に頼ったコミュニケーションができないときに、チームプレーの難しさを感じた。
 試合の時に声を出すことの重要性に改めて気づかされた。
 言葉が通じないときはジェスチャーを交えて伝える良い機会になった。

 

【総評】

サッカー部門のリーグ戦に置かれましては、レベル差も少なく白熱した試合が数多く見受けられました。また副審は各チームからご協力いただくことになっていたのですが、雨天にも関わらずポジティブに取り組んで下さり、お陰様で円滑に運営業務を進めて参る事が出来ました。アンケートの自由記述回答では、「ブラインドサッカー体験ブースを置いて欲しい」、「レプロ東京と交流したい」という有難いお声を頂戴し、障がい者サッカーと直接触れ合いたいというニーズがある事も伺えました。フットサル部門に置かれましては、バルドラール浦安デフィオ様にチーム募集の段階から大会当日の進行まで一通りの運営をしていただきました。知的障害者のみで構成されたチーム、聴覚障害者のみで構成されたチーム、弱視(ロービジョン)の方のみで構成されたチーム、聴覚障害者・知的障害者・健常者の混成チームの4チームとなり、障害の枠組みを越えた対戦が実現しました。フェアで熱い試合の連続で、サッカーが持つ大きな可能性を肌で感じ取る事が貴重な時間でした。またリーグ戦運営に置かれましても、ロービジョンチームが審判担当時、ラインが見えにくい(見えない)為、時間管理とスコアを担当していただく等の配慮が自然となされている点は非常に勉強になりました。デフサッカー疑似体験では悪天候の中、急遽前半のプログラムを室内で行えるよう一部変更いたしました。子供達も最初のディスカッションから熱心に意見を出し合っており積極的な行動が見られました。今回の疑似体験で各人様々な事を感じていただけたかと思います。

今回初めての開催という事で全てが手探りの中、大きな怪我も無く、楽しく無事終える事が出来たのは、ご参加いただきました皆様のお陰です。この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

PARTNER

一般社団法人 日本身体運動科学研究所
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障がい者サッカー JFA グラスルーツ推進 賛同パートナー
社会課題への取り組み JFA グラスルーツ推進 賛同パートナー