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社会貢献

【2022年度 No Border Football Festival 開催のご報告】

【概要】
主催:⼀般社団法⼈レプロ東京
⽇程:2022年11⽉23⽇(⽔・祝)
場所:江⼾川区臨海球技場
⽬的:障害やサッカー経験などに関係なく、全ての⼈がサッカーを通して繋がる機会を作る。参加者に障害について理解を深めていただく。

プログラム:

【サッカーリーグ戦】
時間:午前の部 8:45〜12:30 午後の部 ⾬天のため中⽌
リーグ形式:3チーム総当たりリーグ戦(三つ巴戦) 25分 × 6本 インターバル5分
特殊ルール:1巡⽬ 声出し禁⽌(主審はフラッグ使⽤) 2巡⽬ 通常の試合と同様
参加チームと結果:1位 minsea 2位 レプロ東京 3位 FC GANADOR

当⽇の様⼦や雰囲気:
当⽇は未明に⾬が降り、NBFFを実施するかどうかの判断が難しい状況でした。朝早く寒い中にも関わらず、参加者の皆様には時間通りに集まっていただき、時間通りに開催することができました。
リーグ戦開始前の主催者挨拶で参加者全員に本リーグにおける趣旨と狙いを説明し、参加者全員に共通認識を持っていただきリーグ戦に臨みました。
過去のリーグ戦では最初に通常ルールで試合を⾏い、その後、特殊ルール(選⼿に⽿栓を装着していただき、声出し禁⽌)を設定してデフサッカーの試合を⾏いましたが、今回は、先にデフサッカーで難しさなどを感じていただいた後に、通常ルールに戻して気持ちよくプレーしていただいて終われるように、順番を逆にして⾏いました。
また、特殊ルールの⽿栓について、過去のリーグ戦で⽿栓が外れるので試合に集中しづらかったなどの声があったため、今回は⽿栓の装着を無しにしました。代わりに①声出し禁⽌、②主審は判定時に笛は吹かずにフラッグで判定を⾏いました(主審がフラッグを使ってスムーズに審判できるように、主審はレプロ東京から出しました)。
結果的にこの取り組みは成功だと考えています。
⽿栓がないため、⽿栓装着時よりも多少⾳は⼊ってきたかもしれませんが、⽿栓に気を取られずに試合に集中していただけたこと、また審判の判定に気づかずにプレーを続けている時に味⽅相⼿関係なしに気づいた⼈がジェスチャー等で気づかせようとするシーンが⾒られました。
今回は⾬で更に寒い中だったため、参加者の体調等を考慮して終わりの挨拶もすぐに終わらせ、各チームから選⼿の感想を詳しく聞くことはできませんでしたが、解散後にFCGANADORの代表から以下の感想をメールでいただきました。
声出しなしでプレーするのは難しかったし、⻭がゆい感じがしました。これに加えて⽿も聞こえなかったら更に難しいと思いましたし、その中でプレーされている皆さんは本当に凄いと思いました。
デフサッカーを通して、声やコミュニケーションの重要さに⼀⼈でも多くの⽅に気づいていただけたことは⼤変嬉しく思いますし、この取り組みを今後も継続的に続けていきたいと改めて強く思いました。

【アンケート集計結果(サッカーリーグ戦)】
リーグ戦について参加チームからアンケートをとった結果、83%の⽅から満⾜の評価をいただきました。
また、72%の⽅から次回の開催希望の声をいただきました。
⾃由回答では、コートの⼀部に円型で芝⽣のカバーが剥がれている部分があり、そこで⾜を滑らせてしまい負傷退場した選⼿がいたため、マンホールのようなものが危険であったという回答をいただきました。


【サッカーリーグ戦 午前の部】

PARTNER

一般社団法人 日本身体運動科学研究所
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障がい者サッカー JFA グラスルーツ推進 賛同パートナー
社会課題への取り組み JFA グラスルーツ推進 賛同パートナー